仕事が増える! 特定社会保険労務士

社会保険労務士になると、求人の発見や収入の増加、仕事の安定ほか気になることがいろいろと出てきますね。ここでは社会保険労務士として仕事の幅を拡大するためにプラスになる見込みがある情報をひとつお教えしましょう。それは「特定社会保険労務士」のことです。


特定社会保険労務士は、平成19年から開始されたばかりの新しい仕事ですね


この資格があると、労働者と雇用者の間で発生した争いやトラブルを解決するために大きな役割を果たすことができます。それはどうしてでしょうか? 答えは、「当事者の代理人になって、円満な解決のために用意されているいろいろな手続き制度を利用できるようになるから」です。
特定社会保険労務士になると、弁護士ほどではありませんがそれに近い権限を持つことができます。建設的な話し合いが進むように貢献できることはもちろんですが、官公署に出す書類をつくったり、当事者の代理で出しに行ったりすることもできます。それから、当事者にアドバイスを行ったり相談に乗ったりすることも認められています。


特定社会保険労務士になると、依頼される仕事が当然増加するチャンスがあるわけですね。もちろん、どんな社会保険労務士でもすぐにこの仕事をやらせてもらえるというわけではありません。全国社会保険労務士連合会に頼んで、「厚生労働大臣が定める特別研修」を受けて修了しないといけません。それが終わってから、「紛争解決手続代理業務試験」というテストを受けて合格する必要もあります(ただし、難易度が極端に高いといわけではありませんが)。


特定社会保険労務士の制度は、歴史がまだ浅いですが、その分今後どんどん活躍のチャンスが増えていく可能性が見込まれています。興味があるなら目指すのもまた一驚でしょう。


どのように社会保険労務士として、仕事をしていくかは人それぞれですが、企業に勤めていない人や、資格を取って転職を考えている人は、試験勉強中にある程度の人脈を作っておいたり、就職先を考えておいたりしなければ、登録後すぐに就職先を見つけるのは困難かもしれません。